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畳み込みMIP(partial MIP)の使い方

 MIP(maximum intensityprojection:最大値投影法)というと、全体の画像をMIP表示して、大血管やMRCPで使われるような管腔構造を立体的に表示することをイメージします。しかし、日常診断においてMIPのもっと有効な方法があります。ここではその使用目的や使い方を紹介します。主に骨や肺血管など周囲の組織とのコントラストが強い2つの組織に使うことが多いと思います。

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1)肺腫瘍の検出
 最近、肺癌ドックや消化器癌術後の経過観察などで、胸部CTが「念のため」撮影されることが多くなった気がします。モニタ診断の場合、1スライスを見る時間が数秒以下と短くなっており、「まばたき」の間に1,2スライスが診断医が見ないうちに過ぎ去ってしまうことがあります。このような見落としを少なくするために、畳み込みMIPを利用します。
当社で利用しているEV insiteでは「Ctrl+M」で3スライスの畳み込みMIP画像が作成されます。(左図)肺の血管は上下に連続性があるため、肺野の結節やスリガラス影などは連続性のない病変として簡単に発見することができます。瞬きをしている間に結節の写っていたスライスを通り過ぎてしまうことを防げます。

 

2)骨折部位の同定  骨折、特に外傷後の横突起骨折などは原因不明の出血とされることが多いです。よく見ると、椎体の両側にある横突起が骨折していることがあります。こんな風に見落とし易い小さな骨折についても畳み込みMIPを利用することで、発見が容易になります。 通常、骨は連続性に認められており、骨折線が畳み込みMIPで明瞭に描出されるようになります。肋骨骨折や横突起の骨折など、細かな骨折においては畳み込みMIPが有効です。

 


まとめ

 スライス数を薄くすれば、病変を発見しやすくなるわけではありません。むしろ枚数が増える分、画像診断医の実力・能力が問われる時代になってきました。畳み込みMIPもしくはpartialMIPを利用することで、確実に診断能力が上がります

 


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